「突然ブログ記事が書けなくなる」そのような悩みをお持ちの方もいるかもしれません。かくいう私も約6ヶ月ぶりのブログ再開です。ブログ休止宣言をしていたわけでも無く、ただ単に記事が書けなくなったのです。で、だんだん億劫になってきて、そのまま放置。同じような状態の人が結構いると思います。そこで私自身、ブログ記事が書けなくなった理由を書いてみたいと思います。
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ブログ記事が書けなくなった3つの理由
ブログを書くのを止めた人の中にはSNSに主力を移行して止めた人もいるでしょう。いいたいことを簡潔に発信できるTwitterや、画像で多くの説明を必要としないInstagramのほうが使いやすかったりします。
ブログ記事が書けなくなった理由は私の場合、主に次の3つの理由です。
- 収益化への執着
- 検索上位への執着
- 生活習慣の崩壊
収益化への執着
ブログを書き始めて収益化できるようになると、さらに収益化するためと意識が向きます。
当初は自分の好きなことを書いていたのに収益化できるようになったとたん、記事の内容もそちらを意識するようになってしまいます。特にブログの収益化に於いては「自分語り」は禁物です。
かなりの人気者でSNSでのフォロワー数が多い人なら別ですが、誰も個人の「思い」や「語り」なんて読みたくないのです。
収益化など何も考えないのであれば、SNSでの発信の方がずっと気軽です。ここではちょっとした「思い」や「語り」に対してもダイレクトに共感が得られるということもあるでしょう。
またSNSの特徴として、フォロワー数を伸ばすことでアフィリエイト収益や時にはスポンサーがつくこともあります。YouTubeチャンネルに移行した人もいるかもしれません。しかしSNSでもYouTubeチャンネルでも、両者で上手くいっている人はブログという媒体を止めずに、逆にさらに活用すると思います。
なので、ブログで上手くいかなかった人がSNSで上手くいくとは思えません。そういった場合でのSNS利用は収益化とかを意識しているというよりも、居心地の良い場所への「逃避」でもあります。
SNSへ細々とした日常の思いを語っているうちにブログそのものが、もうどうでも良くなっていくのです。
検索順位への執着
これは収益化と繋がっているのですが、検索上位に表示されなければ「記事として意味がない」と一般的にいわれています。そのためにSEOを考慮し、話題性のあるトピックを意識します。
その記事を本当に自分の書きたいのか?
そう自身に問いかけ始めたとたん、記事を書く手が止まってしまいます。これは特に勉強熱心でまじめな人が陥ってしまう現象です。
ブログを書いたりする人の中の殆どが、現代の競争社会に疲れてそこから逃避してきた人が多いのではないでしょうか。そしてブログ収益で成功した人の中に「鬱病で会社を辞めてブログでXX万円稼げるようになりました」ようなものに、ほのかなあこがれと期待を抱いた人がいるのではないでしょうか。
そんな宣伝をする人は「情報商材」を売るためのカモを探していることが殆どです。ブログで儲けるのでは無く、「情報商材」を売って儲ける人たちです。
そういった人たちから上手く逃れて、自分なりにブログで結果を出そうとするのですが上手くいかない。もっと自由になるはずなのに、結局、ネットの中の競争社会で疲れてしまうのです。
生活習慣の崩壊
昨年来から続いている、コロナ禍の影響があります。
このために生活のリズムが大きく変わった人もいるのではないでしょうか。世の中の動きが止まってしまうと、知らず知らずのうちに虚無感に包み込まれてしまいます。
生活そのものが、なんとなく生きているだけでもうどうでも良くなってしまうのです。ブログなんて、もちろんどうでも良くなってしまいます。私の場合は、特にこの部分が大きかったです。希望とか未来への展望がどんどん先細りになっていく感じがしてしまうのです。
そして大して収益もないブログ執筆は、どんどん忘れ去られていくのです。
ブログを書くための方法
まず大切なことお伝えしたいのですが、「雑記ブログでは稼げません」。これは紛れもない真実です。稼ぐつもりならブログ・コンテンツそのものから「ビジネス用」に考える必要があります。つまり収益化のためのブログですね。
でも、ブログが書けないという理由でこの記事をご覧になられている方は、そんなことは百も承知ですよね。だから提案したいのは、いったんビジネスのことはすっぱり忘れましょう!
とにかく好きに書く
とにかく好きに書きましょう。ようは「好き」かどうかです。好きでも異性と同じ時間を長く過ごすのは苦痛です。好きでもない話題でブログ記事を書いていても愉しくもなんともありません。
記事の構成もとりあえず適当、後から修正すれば良いじゃないですか。
自分語り、結構!書くのを止めているくらいですから、人気ブログじゃ無いんですから。誰も読んでいないのなら、それこそ好きに書きましょう!
環境を整える
そして「環境を整える」。これはとても大切です。私はまずブログ記事を書くために、新しく執筆用にパソコンキーボードを買いました。これはブログをまた続けるぞ!という心の中の宣言を再確認するためです。今、新しいキーボードでこの記事を書いています。
そしてコロナ禍の影響で閉じてしまった心の目を開いて、まわりを見渡します。私にとっては「ブログを書く」という行為は、まさに心の目を開くための行為です。
ブログが書けなくなった人の多くは、「心の目」が閉じてしまってINPUTするものが無くなってしまっていたのです。ブログを書くために「心の目」を開いて、いろんなものをINPUTしていって下さい。
そのために、
- まず書く環境を整える
- 好きなものに目を向ける
- 心の目が見たものを書く
なぜブログを書くのか
以上は私自身の経験です。ブログに限らず何でもそうですが、「好き」であるから続けられます。これは音楽でも同じです。私は音楽でも全く奏でられない時期がありました。
音楽が奏でられなくなったのも、ブログが書けなくなったのも理由は同じです。「好き」が無くなってしまったからです。そして「好き」が無くなると、自分以外の誰かにそれを伝えようとしなくなります。「音楽を好きになってもらうために音楽を演奏するのでは無く、自分を好きになってもらうために音楽を演奏する」エネルギーのほうが上回ってしまうのです。
「美しいもの」「愉しいもの」を人に伝える作業では無く、自分の存在を誰かに知ってもらうことに意識が向くのです。
その結果、いい音楽を奏でられなくなります。
執着では無く意識
ブログの場合も同じです。アクセス数や収益化を考えすぎると何も出来なくなってしまいます。「好き」が無くなって人に媚びるようになってしまいます。
かといってアクセス数や収益化を全く考えなるなというのではありません。そこに執着するのでは無くあくまでも「意識」を向ける程度にして、自分の伝えたいこと、やりたいことを優先すべきです。
「美しいもの」「愉しいもの」を人に伝える作業です。
続けることの大切さ
そうやって好きに記事を書くことを続けていると習慣化してきます。
覚えて置いて欲しいのは、スキルというのは続けることで少しずつ向上します。私は楽器演奏をすることでこのことを実感しています。どんな楽器でも正しく続けることで確実にスキルは向上します。
なのでブログも同じように続けることで、「文章を書く」というスキルはアナタなりに向上します。
そこで余裕が出てきたら、コピーライティング等を本格的に学んで「収益化」を得るためのブログにチャレンジするのも良いかもしれません。
この記事は長らくブログ活動を休止していた、自分自身の為に書きました。同じように悩んでいる人の心の曇りが晴れたなら、とてもうれしいです。
この記事を書いた人
[Music Freaks]
日々、ピアノを弾くことで生計を立てています。アコーディオンも弾きます。そしてひたすら音楽製作してます。人の多い場所と鈍感な人、苦手です。音楽と共に生きてくことは愉しい、すべての人がそう思えるような世界を考えていきたいです。
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